救命医の仕事

みなさんは救命医の仕事、といったらどういうのを想像されますか?

ドラマだと救命病棟24時やコードブルーとかがイメージでしょうか。

最近だとTOKYO MERとかもありますね。

まあこれはややアクション盛りすぎていて現実味が少ないですが笑

ドラマのような若い方に突然不幸が降ってきて、のようなものももちろんありますが、現実はご老人がほとんどです。

疾患としては尿路感染症や肺炎などが多い印象にあります。

日本では2065年には65歳以上が人口の38.4%を占めると言われています。

(引用元:内閣府HP https://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2020/html/zenbun/s1_1_1.html)

搬送されてこられる高齢患者は、昨日まで元気だった方もいらっしゃればどんどん弱ってきていた方もいらっしゃいます。

ただ共通して言えることは、ご本人・ご家族ともに「死」をまともに考えていらっしゃらないかたが多いということです。

正直、80歳を超えてくると突然亡くなってもおかしくないですし、ましてや体調が悪くなり弱っていくことなど当たり前ですよね。

ただ、自分のこととなるとどこか他人事のように考えてしまっている人が多い印象にあります。

「昨日まで大丈夫だったから今日も大丈夫だと思って。」

「昨日まで元気だったのになぜこうなっちゃったんでしょう。」

こういう言葉はよく聞きますが、高齢者に限らず今日・明日を病気・ケガすることなく過ごせる絶対的保障などありません。

今後、死生観や余生についても書いていけたらと思います。

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